「リーダーとしての決断、かもしれない」

スタミュ2期2話、チーム柊「カメレオン・スター」を見ていたら、1期のチーム柊「スター・オブ・スター」が見たくなって、合宿回を見返していました。

夜、一人でホールで発声練習をしている星谷くんの元に、ライバル・チーム柊のリーダーである辰己くんが通りかかります。

「生き残るためにチームを引っ張っていくのは……大事な時、決断をすべきなのは、リーダーの君なのにね」とチーム鳳のリーダーである星谷くんに、辰己くんは投げかけます。

その後、メンバーが辰己くんを呼ぶ声で、辰己くんはメンバーの元に戻っていきます。

(このシーン、稽古場の鏡に映った辰己くんと星谷くんの引きのカットがめちゃめちゃ良くて何回でも繰り返し見られる)

このリーダーとしての心構えが表れた結果が、スタミュ2期2話でのチーム柊のチームとしての配役なのではないか。

他のチームがどう出てくるかは想定せずに、全員が全員勝つ気のオーダーでいくことを、最後に決めるのはリーダーの辰己琉唯です。アレクシスの影役が激戦になることは、チーム柊の参謀役・申渡くんが考えるまでもなく明白です。(チーム楪・蜂矢くんも「予想通りですね」と言っていますし)

コーチ役の先輩・アンシエントたちからも「スター・オブ・スター」と評されるチーム柊のリーダーとして、一歩も引かないことを決める。ぶつかって、絶対に勝ってやるという意志。それぞれの役のオーディション候補者が貼り出された時の、申渡くんと卯川くんの「辰己に月皇くん。流石は育成枠の花形。オールスターですね」「でもさ、これって潰し合いじゃん」というやり取りに辰己くんは微笑んだ。これが辰己琉唯の「最高よりもっと最強のスタイル」なのかもしれない。

2017.04.13/huyujitaku/冬子